PIM(Powder Injection Molding)とは粉末射出成形の略で、金属やセラミックス粉末などの微粉末と有機バインダーの混合物を射出成形する製法です。
アルミダイカストやチクソモールディングに代表される低融点金属を熔融させて射出成形する工法とは異なり、チタンなどの融点の極めて高い金属を高い精度で成形・焼結することが可能です。事業の特徴
1複雑な難加工を独自の技術で低コスト・高効率で量産可能
PIMによって得た焼結体はきわめて寸法精度が高く、機械・電子部品、 グリーンデバイス等で用いられる焼結製品として各産業分野に貢献しています。2環境にやさしい粉末射出成形用バインダー
atect Full-Mould Binderは、ポリマーとワックスから構成される有機バインダーで、成形助剤として使用する。
製品の種類として6種類用意しています。特徴は下記をご参照ください。
3射出成形条件に応じたハンドリング性の高いフィードストック材料
FSとは、atect Full-Mould Binder(成形助剤)と、目的とする金属粉末、セラミックス粉末を混合した成形材料です。特徴は下記をご参照ください。
放熱効果を最大限に引き出せる3次元 複雑立体形状のヒートシンクの開発
電子情報の大容量化に伴い、大きな発熱と消費電力がネックとなっています。 アテクトでは、自社セラミック粉末射出成形技術を用いて、放熱効果を最大限に引き出せる3次元複雑立体形状のヒートシンクの開発を行っています。
- アルミ並みの熱伝導率と10倍近い熱放射率を有することでヒートシンクとしての性能は総合力でNO.1
- 大容量化する半導体(=大型化)に対し、何層もの積層構造を簡素化し、小型・軽量化に大きく貢献可能
- ヒートシンク+絶縁体一体型構造による、低コスト化
製品の特長
- 多数で構成される部品を一つにできる
- 複雑な3次元形状に対応可能
- 筐体設計の幅が広がる
主な用途
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自動車用 ヒートシンク
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その他精密機械
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カメラ